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TOP>古文の問題集>富井の古典文法/古文読解をはじめからていねいに | |||||||||||||||||||||||
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解説 古文の勉強を全くの0から始める人に対して作られた参考書。古典文法と古文読解がある。 古典文法は、「動詞とは何か」という基礎から始まり、助動詞、助詞、副詞、敬語、助動詞の見分け方などを一つ一つとても丁寧に解説している。付属の小冊子も持ち運びが楽で、入試基礎レベルの話まで載っている。そして、解説を省いた暗記事項だけが載っている別冊が付属されている。一通り本編をものにしたら、あとは別冊を読んで暗記するだけでいいだろう。 CDでは、動詞、形容詞、形容動詞、助動詞の活用を独特のテンポで声を出している。助動詞接続の歌は好評だが、それ以外はあまり評判は良くない。あくまで付属品と考えた方がいいだろう。NEW望月古典文法講義の実況中継が2冊であるのに対して、こちらは1冊なのが良い。 読解編では、入試古文読解のポイントや読解のための古典常識(結婚の仕方や部屋の構造など)についても詳しく書かれている。文の骨組みがぱっと図式的に把握できるヴィジュアル的視点でも解説しており、読解初心者はイメージ的にもとっつきやすくなっている。古典文法編と同じく、別冊に暗記事項がまとめられているので、持ち歩いて暗記するのがいい。 読解編は文法知識があった方がいいため、2冊使うならば、使用順は文法編→読解編が望ましい。また、これら2冊は主にインプット用である。古典文法基礎ドリルなどでアウトプットの練習をすることを忘れてはいけない。 □ Good ・CDについている助動詞接続の歌は本当にすばらしい。 ・古文常識、ジャンル別読解法が載った別冊はできが良くて使える。 ・読解編には後ろに古文単語が500ぐらい掲載されている。 □ Bad ・助動詞の項にページを割きすぎていて、他の場所の説明が少々浅い。 ・それから助動詞の意味判別マニュアルはちょっと無理した(役に立たないことが多々ある)テクニックが多い。 ・この本の素晴しいところは、一番はじめ(まったくのゼロ)から始まり、それでいてただの基礎文法書で終わることなく受験に必要な知識(私大も含む)を一通りおさえている点。 ・CDがいまだに8cmなのが残念。ドライブが対応してないので、たとえばデータをオーディオプレイヤーに移したり、取り込んだりはできない。 ・別冊は一見どんな問題でも解けるかのように書いてあり、とても魅力的に見えるかもしれない。しかし、実際はかなり無理がある。 ・文章自体が簡単な上に問題も簡単すぎてげんなり。 □ 富井の古典文法/古文読解をはじめからていねいにのデータ
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[大学受験の問題集] |