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英単語帳の選び方
解説

現在の単語帳は本当に素晴らしい。2000年以前の単語帳ならば、英単語ターゲットのように単語と訳(簡単な例文)ぐらいしか載ってないものが多く、名称そのままに単語帳であった。しかし、現在ではCDは付いてるし、気のきいた例文、長文までもが付いている。単語帳一冊で英語の全てが学習できてしまうのだ。

では、最近の単語帳が英単語ターゲットより優れているかというと、そういうわけではない。これは使用者の目的による。長文問題を別書でたくさん読み込み、単語帳はあくまでまで確認のみにつかう受験生は英単語ターゲットのようなシンプルな作りがあっている。私もこのタイプであった。私の場合は、長文に出てきた未知の英単語をノートに整理して単語帳を作っていたが、これだけでも500以上の単語は集まる。未知のもので500以上なので、かなりの量だと思う。

上記のタイプではなくオールインワンの単語帳がほしければ、速読速聴英単語のような最近のタイプを買うといい。これらは長文の中に単語がちりばめられているため、単純な羅列よりも覚えやすい。が、やっていることは英単語ターゲット使用者と同じである。英単語ターゲット使用者は別書で長文を読み、速読速聴英単語は単語帳内に長文が書いてあるだけだ。

単語帳を使う上での注意点は、単語を無機質に暗記してはいけないということだ。昔は英単語ターゲットを丸暗記している受験生がいたが、これでは英語力は上がらない。単語帳はあくまで確認である。順序としては、ある程度長文を読みこんだ後に定期的に見返すのがいい。こうした丸暗記を防ぐために最近ではオールインワンの単語帳が発売されているのだろう。

単語帳はCDが付いている方がいい。このほうが時間をかけずに確認作業を行うことができるからだ。


単語帳一覧

書名 CD
速読速聴英単語
キクタン・キクジュク
単語王2202 別売り
DUO 3.0 別売り
システム英単語
英単語ターゲット 別売り
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