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解説 入試標準レベルの数学参考書。「どんな入試問題でも基礎事項の組合せで解ける」という考え方をベースにして、基礎事項と、それらの代表的な「組み合わせ方」を習得させることを目的にした参考書である。問題数は多く、TAでは592問、そのうち例題は238問であり、全てをこなせばかなりの力になる。構成としては、導入解説→例題→章末問題となっている。この本の特徴としては、導入解説の詳しさにある。公式の導き方や初学者が難解に感じる部分はもれなく説明してある。よくある「解説が超詳しい問題集」でもたまに躓いてしまうのは、問題を解く以前の知識の理解が乏しいからである。しかし、「本質の研究数学」では、その導入部分を詳しくすることで、受験生のサポートをしている。 レベル的には、最高でも入試標準クラス(章末問題B)であり、基礎を学習した受験生ならばあきらめずに取り組むことができる。青チャートと同程度のレベルであるが、青チャートはあくまで問題集であり、解説は簡素。「本質の研究数学」は参考書であるため、青チャートで躓いてしまう受験生でもとっつきやすいかもしれない。 2012年の教科書改訂に伴って、「本質の研究」→「総合的研究」と書名を変えて新版が刊行された。 □ Good ・問題を解くテクニックにむやみに走らず、数学を学ぶことによって本来どんな学力が身に付くべきかという観点に立って解説がなされている。 ・演習問題も充実しており、これ一冊で日々の数学学習には必要にして十分な構成になっている。 ・学習者が陥りやすい誤解についても、質問という形で懇切に説明してくれている。 ・問題を解くことを学習者に要求するだけに気楽に読める本ではないが、時間をかけて本気で一冊を読み通せばたしかに数学的な力が身につく。 ・内容は教科書レベルを深く深く掘り下げ、ゆとり教育により薄くなってしまった教科書をカバーしてくれる。 ・贅沢にページ数を使ったゆとりある読みやすい紙面。 ・非常に本質的で詳しく書かれており、実際に問題を解くときに応用が利く理解が得られる。 □ Bad ・定義、定理の証明、さまざまな問題の解き方をしりたいならチャート式のほうが優れている。 ・時間がかかる。例えばUBだと、例題203と章末問題96を完全にマスターするのに、100時間ぐらいかかる。 □ 総合的研究 数学のデータ
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