大学受験の問題集
TOP数学の問題集青チャート
青チャート
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解説

定番の青チャート。非常に多くの問題が載っているので数学を勉強し始める方はこの本を一通りやると良い。

青チャートをやる際、数学の苦手な人や理転した人はVCで苦戦すると思われるが、例題は易しい問題が揃っているので強引に暗記していけば理解は後から付いてくるはずである。

しかし、全ての問題をやっていると時間がなくなってしまう。掲載問題数が1冊で1000もある上、章末問題などはレベルが高いので勉強の進みが悪くなる。例題だけさらっと数回やって1対1などに移行するのが良いだろう。例題だけなら強引に推し進めればT〜Cまでを1ヵ月半で終わらすことが出来る。私の場合は1対1と併用しながら普段の勉強の柱にした。春から夏ごろにかけては、1対1の例題と青チャートの重要例題を1日10題ずつぐらい解き、秋以降は1対1の演習題と「やさしい理系数学」を中心に進めていった。

個人的には、特に数学VCの分野で分かりづらい解説が連発していたような気がする。解説だけなら1対1のほうが分かりやすいという印象がある。しかし、これだけキッチリと全分野網羅してくれる問題集はあまり無いので、それだけで貴重な存在と言える。


Good

・2008年2月に改訂版が発行されましたが、解説が従来より詳しく丁寧になっています。い勝手の面でも、巻末に「例題一覧」が復活したり、だいぶ改善された印象を受けます。

・受験数学の王道。どの大学も青チャートで十分対応できる。


Bad

・問題の 選び方が種々雑多、解説が美しくない。

・総合演習の章ではかなり難しめの問題 なのに、何のコメントもない。

・数研出版の本全般に言えることですけど数学できない人にとっては鬼のように解説が少ない。

・例題だけやるなら素晴らしい問題集だが、他の問題は解説が少なすぎて無理。

・青チャートには問題が多いだけという印象を受けました。

・基本問題にいちいち指針とかつける割には解説は定石の垂れ流し。

青チャートのデータ


ページ数 出版社 発行日 価格 Amazon
TA 問題448+解答336 東京出版 2012/02 1,911円
UB 問題556+解答424 2012/11 2,153円 
VC 問題504+解答580 2009/02 2,037円


1対1と青チャートのデータ

青チャート 比較項目 1対1対応の演習
網羅型 タイプ 演習型
T+A:781(例題248)
U+B:1022(例題322)
V:596(例題166)
C:393(例題107)
問題数
(2010年)
T:例題57 演習題57 
A :例題46 演習題46 
U:例題102 演習題102
B:例題59 演習題59
V:例題81 演習題73
C:例題54 演習題44
基礎〜入試導入 問題レベル 入試導入〜入試標準
10〜25分 1問にかかる時間 15分〜30分
3か月 1周の時間(T〜C) 2か月
[大学受験の問題集]