大学受験の問題集
TOP数学の問題集白チャート
白チャート
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解説

チャート式シリーズの白。最も基礎的であり、教科書レベルを独学するのに適している。編集側はセンター試験を意識した作りにしているということで、これをこなせばセンターまでは対応できる。掲載問題数は非常に多く、TAだと745問にもなる。しかし、全ての取り組む必要はないような工夫がなされている。例題が200問ぐらいあるが、そのうち、「基本」、「定期試験」、「セ」(センター試験対策向き)、「実力」という区別がされているため、自身の目的に合った問題をピックアップしていけばよい。また、各節はじめの「Let's start」では、基本事項や解法のポイントをまとめてあるため、スムーズに独習できる。
白チャートは、チャート式シリーズの中で最も簡単であるが侮ってはいけない。難関大を狙う受験生でも果たしてこの問題集の問題を完璧に解けるだろうか。もちろん、できる問題は多いと思うが、できない問題もたまに出てくると思う。そうした問題を一つ一つ潰していくのもこの問題集の使い方の一つである。私立医学部などは、そのレベルに比べて簡単な問題が出題されることが多い。そうした問題をきっちりとく力を白チャートで養うことも必要である。


Good

・解説が本文の例題並みの丁寧さであり、自学自習で実力をつけなければならない状況にある受験生にとっては強い味方である。先生が口頭で注意をしそうなコメントを副文として表すなど、細かいところにまで説明が行き届いていると言える。

・京都大学に合格した学生でも、白チャートの問題を完璧にできるかどうかわからない。


Bad

・問題量が多すぎる。


白チャートのデータ

分類 対象偏差値 ページ数 問題数 出版社 価格 発行日 Amazon
T・A 網羅型 40〜55 数研出版 1,827円 2012/02
U・B 20,27円 2012/11
V・C 704 515 1,796円 2009/02
※出版はチャート研究所
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