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佐藤の数学教科書

□ 解説 センター試験数学の問題作成経験のある佐藤教授が手掛けた分野別参考書。講義調の解説書でありながら、随所ではかなり難しい入試問題を扱っており、やりがい十分である。到達点はセンターレベルより少し上あたりであるが、単元によって難易度が異なる。ベクトル編などはかなり難しいが、導入として解説を読むだけならば誰でも大丈夫なので、考え方ぐらいは見ておくといい。 □ Good ・一次独立なベクトルについて、演習問題を通して、その発想を説く。単なる教科書的な解説ではなく、どういう観点でその問題（すべて入試問題、国立が目立つが）にアプローチすればよいかという、学校の教科書とはまったく違うが、しかしベクトルそのものの教科書として、解法のテクニックを重視している。 □ Bad ・各単元によって到達点が異なる。�TAは低く、�UBは高い。 ・青色の佐藤の教科書は目次、索引がないのは致命的。 □ 佐藤の数学教科書のデータ 本 分類 対象偏差値 ページ数 著者 出版社 価格 発行日 数と式 分野別 45〜60 301 佐藤恒雄 ナガセ 1,050円 2005/11 2次関数 253 2004/11 個数の処理・確率 309 2006/03 三角比・平面図形 293 2005/04 三角関数 - 1,155円 2008/03 図形と方程式 306 2006/09 ベクトル - 2007/03 数列 - 1,260円 2008/07 微分 - 1,155円 2008/07 積分 - 2008/12

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