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□ 解説 山川出版社の「詳説世界史B」と同じ項目の基、それをさらに詳しくした参考書。世界史を詳しく学びたい人向け。当然、持っていた方が歴史的背景を深く学べるため心強いが、必携ではない。ただ、知識量に関しては、世界史Q&A 私大・2次対策や世界史B一問一答 完全版、図解に関しては山川世界史総合図録で事足りる。世界史は理系科目ではないため、深く知れば解答しやすくなるというわけではない。 注意すべきことは、この本から始めてしまい、重要な知識を見失ってしまうことである。あくまで基本は教科書なので、そのことを常に意識しておくようにしよう。 □ Good ・国立難関大の記述にむけて、深いレベルの勉強をしようと思えば本書は有効だ。 ・最近はすぐに分かる世界史系の本が色々出ていますが、本書はそういうのとは完全に一線を画す王道、良書である。 □ Bad ・改訂版ということで2000年以降の国際紛争などにももっと「詳説」をほしかった。 ・受験という観点から見れば、知識の多さに振り回されることになり兼ねない。世界史は、時空間で歴史事実を理解し、その原因や結果、ひいては後世に与えた影響、そして、他の文化圏との違いを押さえる姿勢が必要。知識に捉われ過ぎると、そういう基本的な姿勢を崩してしまうことがある。 □ 詳説世界史研究のデータ
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[大学受験の問題集] |