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“考える”日本史論述
“考える”日本史論述
解説

論述対策の日本史問題集。他の論述対策問題集と異なる点は、解答が受験生の立場から作られているということ。模範解答にありがちな、こんな立派な解答なんて普通は書けないよ、と面食らうことがないように、解答を導くまでのプロセスが丁寧に書かれている。また、問題の要求、受験生が陥りがちな誤解答をしっかりと指摘してくれてるのがありがたい。
よくZ会の『論述のトレーニング』と比較されるが、Z会の問題集に比べてその傾向が顕著である。Z会の模範解答は受験生では導けない。ただし、Z会のものと比べると問題数が少ないため(本書46題、Z会120題)、一長一短といったところである。
国立志望で初めて論述を勉強する受験生向け。


Good

・Z会の『論述のトレーニング』よりも、その解答が、生徒のレベルにふさわしい模解として示されており、受験生が答案に磨きをかける際に役立つ。

・受験生がとっつきにくい中世の土地制度史などは非常に理解しやすいように説明されている。解答も受験日本史の領域を越えた難解な語句の使用は極力避けられている。

・共著が4人いることが強み。4人で作成する事でより洗練された解答になるし、精鋭講師4人分の講義を体験できるようにもなっている。


Bad

・問題数が少ない。


“考える”日本史論述のデータ

分類 対象レベル ページ数 問題数 著者 出版社 発行日 価格 Amazon
論述 all 128 46 石川晶康、桑山弘
溝田正弘、神原一郎
河合出版 2009/12 1,155円
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