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照井式解法カード
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解説

3人対話形式で化学の理屈を説明してくれる。初学者にもとっつきやすい内容であるが、この本のメインは解法カードにある。正直、3人の対話形式は回りくどい場合があって、普段そのような形式に慣れていないため読みづらい。基礎の部分は岡野の化学をはじめからていねいにで固めて、照井式では解法カードの暗記に終始しよう。一度目は眺めるだけでも良いが、徐々に赤シートを使用してアウトプットの練習をしていこう。
個人的には理論よりも無機・有機の方が使えると感じている。特に無機は暗記科目なのでカードを使ってごり押しで覚えてしまうのがいいだろう。理論に関しては、重要問題集等の演習形式の問題集を一冊やって体で覚える方がいいような気がする。


その他情報

・理論化学の熱計算の部分がいまいち。

・理論化学編に関しては例題の選択が悪い。 一部で学んだことの復習を越えていきなり難易度の高い問題が出てくるので戸惑う人も多いだろう。

・知識の羅列になってしまう傾向がある。もう少し「なぜ」について突っ込んでほしい。

・異常に分厚いが、覚えるべき内容は少ない。


照井式解法カードのデータ

対象偏差値 ページ数 出版社 発行日 価格 Amazon 
理論化学 50〜60 440 学習研究社 2013/09 1,575円
無機化学 310 2008/03 1,260円
有機化学 355 2005/03 1,365円
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