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TOP>現代文の問題集>田村のやさしく語る現代文 | ||||||||||||||
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解説 代ゼミ講師の田村氏の著書。田村の現代文講義は解法に重点を置いているが、こちらは文章の読み方に重点を置いている。つまり、フィーリングではなく、しっかりとした根拠を持った読み方を解説している。対象は勉強を始めたばかりの人ぐらいのレベルになっているが、偏差値が高くてもたまに低い点を取ってしまう人など、現代文を苦手とする人が読むといい本である。 内容は1部と2部に分けられる。1部の「現代文の基礎を身につけよう」では、現代文を読み解く上で重要な助詞・指示語・接続詞の性質・働きや論理的な読み方を主に扱っている。助詞・接続語・指示語の説明にかなりのページ数を費やしている。また、現代文における語彙の重要性を説き、その解説も加えられている。第2部「入試現代文に挑戦しよう」では、私立中堅から私立難関大学の問題演習になっている。 □ Good ・どんなレベルの人が読んでも発見がある。 ・受験生がなぜ現代文を苦手とするのか、その点から上手くアプローチして解説してくれる。 ・現代文に取り組む意識改革、現代文学習へのアプローチという意味で、必ず実力がつく名著であると思う。 ・偏差値50前後の人が使うと非常に効果的。 ・問題演習よりも、「現代文とは何か?」ということにかなりのスペースがとられているので、本が読める状況であれば通学途中であっても学習ができる。 ・現代文が苦手な人にはお薦め。序盤の方で現代文の根本的なところを説明していて、その教え方がとてもうまい。本当にダメダメな人にとっては即戦力となるだろう。 □ Bad ・付録の問題自体は古いので今の時代に合わないこともあるだろう。 □ 田村のやさしく語る現代文のデータ
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