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解説 高校英文法書では最も詳しいシリーズ。以前はロイヤル英文法と言えば一冊であったが、最近は付属問題集や「表現のための」というシリーズも出版されている。英語学習者が普段から疑問に思うようなことなどがきっちりと取り上げられている点が好評である。例えば、以下の点である。 ・a part of 〜は5%にも満たないこと ・be capableが事物を主語にしても用いられること ・useとborrowについて、最近は電話などにおいてもborrowが使えるようになっていること ただ、これは参考書ではなく、辞書である。常用するのではなく、分からない箇所を調べるためのものだ。そのために索引が充実している。それに、高校レベルでは詳しすぎるという内容も載っており、ロイヤル英文法単体で使用するのはお薦めできない。使用するならば、付属問題集と一緒にするのがいい。付属の問題集には解説書の該当箇所が書かれており、知識確認をするのに適している。やってはいけないのは、ロイヤル英文法をはじめから通読することである。900ページ読み切ったところで何も力はつかない。アウトプットの練習をしてないからだ。 「表現のためのロイヤル英文法」は会話表現、日常表現、微妙なニュアンスの違いに重点が置かれてる。付属に「英文手紙・Eメールの書き方」や、「英作文のための暗記用例文300」という別冊もあり、「実践」というのもかなり意識した作りになっている。これは、従来のロイヤル英文法よりもワンランク上の人を対象としている。例えば、高校英語教師など。余程できのいい受験生でなければ必要ない。 □ Good ・文法事項索引・・・・・・過去完了、関係詞等 英文語句索引・・・・・・a cup of、and so 等 日本語表現索引・・・・明らかに、たとえ〜でも等 慣用句談話語索引・・挨拶、異議、依頼等 これらの索引が70頁弱あり、非常に検索性に優れている。 ・コラムとして各種「Q&A」が100程入っている。グランドキャニオンの話など非常に興味深い。 ・高校生から社会人までというのを売りにしている様ですが、ネイティブの人でもここに網羅している文法は正確には使いこなせない位の情報量を網羅している。 ・表現のためのロイヤル英文法は、例文が実際的で親しみやすく、ひとつひとつ日本語にも長けたネイティブの先生のチェックが入っているということで頼もしい。 ・「表現のためのロイヤルい英文法」は最大の特長は「英文センスが意識せずに身に付くよう、有機的関係を持たせた自然な文を提示している」こと。 □ Bad ・一貫性がないような気がする。その点では、「英文法解説」の方が上ではないか。 ・かなり分厚く、持ち運びには不便。 □ ロイヤル英文法のデータ
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