TOP>英語の問題集>英作文の問題集>例解 和文英訳教本 | ||||||||||||||||||||||||||||
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解説 3冊から構成される和文英訳教本シリーズ。難易度的には、文法矯正編→公式運用編→長文編という順に使うのがいい。 [文法矯正編] ・趣味を持っていれば、老後も生きがいのある人生が送れるかもしれない。 というような一行程度の課題文が提示される。 それに対して、「かもしれない」の訳は?などと、課題文に詰まった文法に焦点を当てて解説をしていく。解説は2ページを用いて行われる。 訳文は2文程度出され、最後に表現法が箇条書きでチェックされる。つまり、基礎的な文法事項を英作文形式で学ぶというもの。文法事項を理解したうえで、アウトプットの練習をしたい。 [公式運用編] ・日本を音連れる外国人観光客が年々増えている。 というような課題文が提示される。課題文は文法矯正編よりも短いが、解説が1ページになる分、出題数が多くなっている。 そして、課題文に詰まった頻出表現の解説があり、英訳例が2つ提示される。また、類題が一題提示される。 [長文編] 課題文が一気に長くなる。5倍ぐらい。要点と方針が示され、使用できる表現の適不適がランク付けされる。訳文は2つ示される。 3冊で1セットで一貫しているため、全てこなすのが理想的なのだろうが、実際のところは難しいかもしれない。特に最後の長文編は48題も問題がありかなりの負担である。長文英作文が課されない受験生は使用する必要はない。必要なのは阪大京大東北大志望者ぐらいか?初めの2冊だけでもかなりの力が付くため、それらを繰り返し学習することが望ましい。 □ Good ・長文編は素晴らしい英語コミュニケーション演習書であり、大学受験本のレベルにある本ではない。 ・文法矯正編では、短くて簡単な文章の和文英訳を通じて、日本人(私)がミスを犯しがちな語法や文法上のポイントが次々と指摘されていきます。 □ Bad ・長文編は、日本の大学入試の英作文で、ここまで必要かとも思う。 つまり、この本に書かれている英語の細かいニュアンスの違いを、採点する側の大学の教授や講師が分かってるかが疑問。 ・長文編は、問題が難しいのと、実況中継本のような長い解説がないので、勉強好きな人でなければ、途中で挫折する可能性もある。 □ 例解 和文英訳教本のデータ
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[大学受験の問題集] |