TOP>理科の選択 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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□ 理系受験者
・1科目選択 化学は、暗記量が多いものの多くの人がとっつきやすく、得点も安定するため是非とも選択したい科目である。事実、99%の医学部受験生は化学を選択し、残りの科目を物理化生物かで悩む。数学の好き嫌いにもよるが、1科目の選択だったら化学でいいのではないかと思う。化学は王道の問題集もしっかりと確立されているため、それを数周すればいいだけなので非常に楽だ。 ・2科目選択 上記に記したように、99%医学部受験生は化学を選択するため、残りの1科目で悩むと思う。もし0から始めるのだとしたら、生物選択をお勧めする。物理は仕上がるまでにかなりの時間と理解力を要するため、最悪最後まで仕上がらなかったなんてことに陥りかねない。また、1問間違えたら大幅に点数を落とすというプレシャーも負担になる。こうしたことを考えると、数学の苦手な人は無理して物理を選択する必要はない。たまに、物理の平均点の高さにひかれて物理を選ぶ受験生がいるが、これは見るところが違っている。例えば、物理と生物のセンター試験平均を比べる場合、この数字を単純比較してはならない。物理を選択している人は、いわば理系エリートだ。反対に、生物選択者は文系で「一応受けておこう」という人も多い。普通にやったら物理の平均点の方が高くなるのは当たり前である。 生物は高得点が狙いにくいと言われているが、それはいい問題集が少ないということが原因の一つとして挙げられる。しかし、それも全国大学入試問題正解生物を使うことで解決することができる。 □ センター試験のみ受験者
センター試験のみの理科であったら、生物か地学がおすすめである。単純な暗記で対応でき、しかも問題が簡単だからである。H22年の平均点などは、生物地学が化学物理を大きく上回っている。理系エリートたちが選択する化学物理の平均点を、文系で片手間に勉強している人たちが多く受ける生物地学が上回るとは相当簡単であるということが想像できる。ただ、地学に関しては高校で授業がないところもあり、0からの学習になってしまう分生物より不利である。また、受験情報も少ないので勉強しづらいところがある。生物ならある程度勉強しているため、仕上がるまでの時間は実質地学とさほど変わらない。好きな方を選んでかまわないと思う。 |
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[大学受験の問題集] |