TOP＞化学の問題集＞『らき☆すた』と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本

『らき☆すた』と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本

□ 解説 超有名漫画とのタイアップ作品。受験勉強と漫画という相反するものを合わせてしまった作品であるが、面白いほどシリーズは昔から漫画仕立てのイラストを使用してきたので、このタイアップも不思議ではないと思う。こうしたタイアップ作品は、表紙だけの書き下ろしで中身は・・・・となってしまいがちであるが、面白いほどわかるシリーズはそうではなかった。中身を見ると、数百点の書き下ろしがあり、漫画作者がきっちり書いたのが伺える。しかし、そのイラストは化学のイラストというよりも、キャラが喋ってるなどのイラストであり、そのイラストを見たから理解が深まるというものは多くない。化学関連の原理を解説するイラストは別にあり、それは分かりやすく書かれているので問題ないとは思う。 中径出版の参考書全般に共通していることは、表紙はオタク向けだが、中身は本格派ということだ。今回の作品もそれに漏れず、色もの作品と思われがちだが、基礎固めの参考書としてのできはいいと思う。 □ Good ・この参考書は絵が邪魔をしていないので良い。 □ Bad ・演習問題の部分は「よくある解りやすい講義調の問題集」と言った印象でらき☆すたはあんまり関係ない内容。 ここでキャラが解説してくれたらもっと頭に残りやすく楽しく勉強出来ると思うのに残念。 □ らき☆すたの化学が面白いほどわかる本のデータ 対象偏差値 ページ数 著者 出版社 発行日 価格 Amazon 45〜55 355 松原 隆志 (著) 美水 かがみ (イラスト) 中経出版 2010/10 1,470円 ○

[大学受験の問題集]