TOP>英語の問題集>横山ロジカル・リーディング講義の実況中継 | ||||||||||||||
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解説 設問に対する英文の読み方を説く本。読むスピードが遅いのは、@英語に慣れていないこと、A設問に答えるための情報を拾うのが遅いこと、の二つがあり、本書ではAに焦点を当てて速読力を高めていく姿勢を取っている。つまり、読み方のテクニックだ。これは論理的な文章を読む上では当たり前の方法であるが、ここまで分かりやすく説いている本はない。 -以下2chスレ引用- ロジカル・リーディングは、ディベートの原理を評論文の読解に応用したものである。 ・三角ロジックの定義 @クレーム:筆者の主張・意見 Aデータ:クレームが正しいことを裏付ける事実、具体例など。 Bワラント:データをあげる根拠。 ・クレームとなるもの @相対的な形容詞 A助動詞→How and Why? 論証責任を伴う。 ・クレームを探す手順 @第1文をチェック A最終文をチェック(両方にあれば第1文を優先する) B段落の途中の「反論」の信号語Butから始まる文章 C第1文が否定文の時の第2文 D第3文までに'ly'を外せば相対的な形容詞になる副詞が文頭の文章 ・クレームを探す際の注意 @クレームは主節のスケルトンのみ A過去形はクレームにならない ・信号語:データを読み取る指針となるもの @文頭の副詞、副詞句 A文頭の当為接続詞 -引用終わり- このような根本的なテクニックは受験早期に知っておきたい。身につけるまでに多くの演習を必要とするため、直前期にやっても受験にはまったく活かせないからだ。 □ Good ・英文や現代文を読むときの姿勢がわかるのは大きい。 文章とはこういう風に構成されているのか、ということを知らない人にとっては本当に目から鱗が落ちる本だと思います。 ・今までとは違った目線で長文を読むことが出来るようになって、正答率が上がることでしょう。 ・本書をマスターして、クレームを見抜く快感、英文が一本につながる爽快感を味わって欲しい。 現代文にも応用できるほどの参考書である。 ・評論文の読み方がよくわかりますし,類推問題の解法もきちんと解明してあるところもすばらしい。また,ところどころ説明してある文法,単語の説明も非常にためになった。 ・本書は、本文の解説の所々に出てくる、いわゆる雑談が秀逸です。英文を読む上での背景知識や、受験生の大学入学後や将来に有益な話など、本文の内容と関連させたいろいろな話をたくさん聞くことができて、本当に予備校で授業を受けているような、バランスの優れた講義が展開されています。 ・語の参考書であるが、日本語の評論文にも十分通用するルールである。この本は評論文一般に対して、これまでの読み方を大きく変えてくれる可能性を持っている。 □ Bad ・中途半端に手を出すと毒になるだけ。 □ 横山ロジカル・リーディング講義の実況中継のデータ
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