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キムタツの東大英語リスニング

□ 解説 以前はリスニング対策本と言えば全てセンター試験向けのものであったが、この本が出てからは東大や外語大などのハードなリスニングを課す大学の対策ができるようになった。 最も基本となるのはノーマルの赤である。基本はこれ一冊で十分。東大対策といっても最初の方は英文も短いし、音読もゆっくりである。どうやら、東大志望の中でもリスニング初心者向けにもとっつきやすいように作られたようだ。もちろん最後のtrial testではナチュラルスピードになる。導入の易しめリスニングが不要という人は「SUPER」から始めればいい。「SUPER」では160WPMの速さに始まって、最後は180WPMの速さにまでなる。 このシリーズの特徴としては、特徴としては東大の類題が多いということだ。赤には30題もの類題が含まれている。また、リスニング攻略のための戦略を16項目に分けて解説している。過去問をやるだけになりがちなリスニング対策に指針を与えてくれる。 「SUPER」は単純に赤を難しく、実践的に改良したものである。前述のスピードだけでなく、環境ノイズも意図的に含まれている。ノイズには雨音や犬の鳴き声まで入っている。 □ Good ・東大リスニングのバイブル。他には対策本はない。 □ キムタツの東大英語リスニングのデータ 本 タイプ 対象偏差値 著者 ページ数 出版社 価格 発行日 Amazon  ノーマル リスニング 60〜70 木村達哉 152 アルク 2,310円 2005/12 ○ BASIC 55〜65 144 2009/04 ○ SUPER 65〜75 244 2008/05 ○

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